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12月の天体情報 木星

12月の末に一年の内で最も地球に近づく木星が、これから観望の好期を迎えます。
木星は、直径が地球の11倍、質量は317倍もある太陽系最大の惑星です。
ただ、木星が今よりも80倍重かったら中心部でもっと温度や圧力があがり、核融合の反応に火がともって、木星は第二の太陽としてみずから光り輝く恒星となれたはずだったといわれています。
その場合、木星の大きさは月のおよそ4分の1ほどに見え、月の明るさの2倍くらいの赤みをおびた、にぶい光を放って夜空にかかり、地球の夜は不気味な赤みをおびた光で照らしだされることになったでしょう。
その結果、地球人の精神構造も変調をきたしていたかもしれません。
第二の太陽になれなかった木星の“不運”は、地球人にとっての“幸運”だったというわけです。(藤井旭「宇宙大全」参照)
本館「大谷山荘」内の天体ドームでは、本格的な天体望遠鏡にて星空観測をお愉しみいただけます。(要予約・ご宿泊者無料)

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別邸 音信 〒759-4103 山口県 長門市 深川湯本 2208
Bettei Otozure, 2208 Yumoto-Onsen Nagato-shi,Yamaguchi-Prefecture, Japan 759-4103

 

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