コンセプトは湯治モダン。
別邸音信は、開湯六百年を誇る、長門湯本温泉の原点である「湯治宿」を礎に、モダニズムが融和した、日本ならではの温泉リゾートです。「湯につかる」「裸足で歩く」「座る」など、日本文化の「粋」に独自の開放感、高級感を組み込み、現代の湯治を表現しました。
静かに流れる時の音。
お部屋はひろびろとした館内にわずか18室。どこにでもある贅沢ではない、という贅沢。皆様の別邸として、ゆとりある時間をお楽しみいただければ幸いです。
音信の空間デザイン。
ウォールナットやブラックチェリーなど濃い色の木材や、ふんだんに使われた洋石材、また館内のいたるところに配された間接照明が男性的な重厚感を醸し出している。その中にも日本人が古来より親しんできた建築様式、例えば「履物を脱ぐ」、「座る」そして「風通しの良さ」などが、自然に設計に取り込まれているのが、音信建築の特徴です。
清流、音信川のせせらぎ。
緑豊かな田園風景、国道316号線を北に進むと視界に飛び込んでくる本館「大谷山荘」。本館と隣接し、清流音信川のすぐそばに佇む別邸音信。童謡詩人金子みすゞの生誕地、また仙崎烏賊、蒲鉾で有名な仙崎漁港から約8kmに位置する長門湯本温泉は、600年という山口県随一の歴史をもつ温泉と知られております。どこかなつかしい温泉街、情緒あふれる川沿いの遊歩道を歩くと、小鳥のさえずり、せせらぎの音、木々の香り、また満天の星空が何ともいえない爽快感を醸し出します。