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2月の天体情報

本日は、2月のおすすめ天体、木星のご案内です。
去る1月4日ごろに地球に最も近付いた木星が今、観望の好期を迎えています。
木星は、直径が地球の11倍、体積が1000倍と地球が1000個分入る程の太陽系最大の惑星ですが、水素90%、ヘリウム10%のガスの惑星なので、表面は気体のガスとアンモニア等を成分とした雲でおおわれています。
さらに9時間56分という太陽系で一番速い自転と内部からの熱があいまって、秒速100m以上の風が東西を交互に吹いており、それに乗って流れてゆくガスや雲が木星独自の縞模様をつくりだしています。
また、木星には衛星が60個以上あり、その中でも特に大きいイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つの衛星が望遠鏡で観られます。
17世紀にガリレオ・ガリレイがレンズの直径が4cmしかない小さな望遠鏡で観測していたのでガリレオ衛星と呼ばれていますが、中でもガニメデは月よりも大きい太陽系で一番大きな衛星です。
さらにイオは今でも活発な火山活動をしており、エウロパは表面が氷に覆われていますがその下には海があり、生命の存在が期待されています。
※衛星=惑星の周りを周っている星を衛星といいます。
藤井 旭「全天星座入門」より
本館「大谷山荘」内の天体ドームでは、本格的な天体望遠鏡にて星空観測をお愉しみいただけます。
(要予約・ご宿泊者無料)※毎週火曜日はメンテナンス閉館

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宿 別邸 音信 〒759-4103 山口県 長門市 湯本温泉 2208
Ryokan Bettei Otozure, 2208 Yumoto-Onsen Nagato-shi,Yamaguchi-Prefecture, Japan 759-4103

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